地域がつながり、学び、安心して働けるまちを目指します。
ここでは、田中しげのりが考える藤沢の「あんしん」について、提言します。
ライフスタイルが多様化する昨今、みんなが健やかに「あんしん」して生きるための地域づくりモデルを生み出すことは、藤沢にとって、また、世界のこれからにとっても意味のある取組みだと考えます。
そんな生活を実現するためには、土台となる生活を安定させることが重要であることは言うまでもありません。
では、市民の生活スタイルにあわせた就労の機会づくりをするには、どうしたらいいか?
田中しげのりは次のように考えます。
若者のセカンドキャリアを支援します
藤沢には、多くのプロスポーツ選手が関わりを持っています。こうしたプロフェッショナルの悩みのひとつに、引退後のセカンドキャリア、があります。
藤沢市では、そんな人材を集め、これまで培った能力や技術を活かしながら新たな就労の機会を生み出すような支援を実施します。
- 提携自治体の青少年のスポーツ活動支援指導員として活躍できるような取組みを始める
- 地域の高齢者健康指導員、健康体操の指導員など、「くらし」の中で提案する、慢性疾患・生活習慣病予防のための健康運動を広めるための健康サポーターとして活躍してもらうための道筋づくり
- 湘南ピアプロジェクトで開催する「マリン教室」でマリンスポーツの指導を行ったり、海岸環境保全指導を行う「藤沢ビーチセーバー」として活躍できる場づくりを推進
これらのセカンドキャリア支援はスポーツ関係者に限らず、こうした取組みに興味をもつ方すべてに活用いただけるよう、並行して議論も深めていきます。
地域に根ざすための「大人が通う藤沢学校」を創立します
65歳から75歳未満の前期高齢者を中心に、地域連携を促す場として「大人が通う藤沢学校」を創立します。そのコンセプトは次の通りです。
- 勇退後など、地域に戻った人たちがこれまでの経験やスキルを活かして「教え合い、学び合う場」とする(高齢者や地元との関わりが少ない方の“地域デビュー”支援)
- 外部から専門家を招き、健康寿命延伸のために身につけたい知恵や知識を学ぶ
- 地域の学校現場で、これまでの経験を次の世代に伝える活動を行う
- 参加者の健康状態をチェックする機会を作り、慢性疾患や生活習慣病の予防対策プログラムに早い段階で参加してもらえるように促す
(詳しくは、私が考える、藤沢モデルの健康への取組み〜医薬連携、慢性疾患対策をご覧ください)
こうした取組みを通じて、生活の楽しみや新たな趣味、地域とのつながりを見出してもらうことも、「さいごまで安心して暮らせるまち・藤沢」の実現につながるものと考えます。
また、横のつながりだけではなく、地域の小学校・中学校へ実際に特別授業講師として出向くことで、子供たちにとっては「新たな世界を見出すこと」につながると考えています。ひいては、これが、世代を超えた地域連携の縦のつながりを深めることにもなるはずです。
「大人が通う藤沢学校」では、参加者にはポイントを付与する仕組みも持たせたいと考えます。ただし、このポイントは自分ではなく他人のためにだけ使えるものとします。子供育成基金への寄付や、街を良くすることに使うことで、結果として自分の生活も良くなる、という循環システムを目指します。
このポイントをためるための“券”の配布を実施するため、手帳型の地域連携パスを発行することで、モチベーション維持ができる仕組みを作りつつ、健康状態の変化を記録できるようにし、慢性疾患や生活習慣病予防対策にも活用します。
高校生までの医療・教育支援、副教材無償化、医療費無料、子供育成基金の創設で子供の自主性を育てます
ライフスタイルが多様化する藤沢で、「子供たちにのびのびと育ってもらう」ためにどうすればいいか。さらに、地域の大人たちの生涯学習の場である「大人が通う藤沢学校」と連携させて、より地域のつながりを深めていくにはどうしたらいいか。
例えば、今ある児童クラブの機能を活用したり、帰宅時刻の遅い子供たちと地域の大人たちが一緒に夕食を囲む場を設けるなどの取り組みを、試験的に実施したいと思います。
具体的には、以下の5つを提案します。
高校生までの医療・教育支援として
- 高校生までの医療費無料化
- “みんなの食堂”実験
- 副教材費の無償化に向けた取り組み
- 子供育成基金を創立
子供たちにとって「自分の夢を訴え、自分の力で周りを説得し、実現する。さらに、その先のことを考える」というチャレンジの場とします。 - 公立小中学校に出納専任の職員を配置
詳細は、ぜひ「田中しげのりの子育て政策、5つまとめてお伝えします!」をご覧下さい。
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